まーねこブログ
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まーねこポーランド紀行(4)
まーねこです。

DAY5:1月3日

結婚式の翌日、この日は何も予定がないので、どこかへ遊びに行きたいなー・・・と思いつつも昨日の疲れが若干あったので、午前中は家でのんびりしていたのですね。

ちなみにこの日は月曜日、欧米ではフツーの月曜日なのでお店は営業していますが、会社や学校もいつもどおりです。


一昨日から風邪を引いていた(それでも結婚式はなんとか出た)兄は熱が下がらず寝込んでしまいました。
兄のお嫁さんは職場(幼稚園の先生をしています)の皆さんとパーティで、一緒にいかが?と誘われましたが、まぁ、ウチの兄貴も居ないのにお邪魔するのは気が引けたので、まーねことねこよめの2人は、ラスコバ村をお散歩することに。

朝からの雪もやみ、晴れ間も見えてお散歩には絶好のお天気でした。
11011501.jpg
ちなみにこの写真、迷子になったときに帰る手がかりになるようにと、家の前の風景を撮っておいたものです。

特になんでもない場所なのですが、なんとも雰囲気ありませんか?


300mくらい歩いたところにあるこの建物は消防署。
11011502.jpg
ガレージに消防車があったので消防署には間違いないのですが、建物の半分は公民館?のような使われ方をしていて、街の子供たちがいました。

そこから200mくらいのところに村役場がありました。
11011503.jpg
ここから半径1kmくらいの小さい集落でして、この村役場の周辺にいろいろなものがありました。

村役場の向かいにあった小学校。写真の建物は体育館のようです。
11011504.jpg
ここはちょうど幹線道路の交差点でもあり、近隣にスキー場があるのでスキー場への案内看板があります。

上の写真の真後ろはこんな風景です。(交差点からスキー場方面を望みます)
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右の建物はいくつかの店舗が入っていて、食料品店もあるのですね。(おやつを買いました(笑))ちなみに、この建物の裏にあるのが昨日の披露宴会場となったレストランです。

実は、教会もここからすぐそばでした。
11011505.jpg

実際のところ、見て回るものがあったのはこの周辺だけで、ちょっと歩くとすぐにこのような風景に。
11011506.jpg
とても小さな村でした。


上の写真の橋のそばで見かけた看板。これ、なんだと思います?
11011507.jpg
日本で言う「この道路はガソリン税で作られています」的な看板で、この場所で実施された公共事業における詳細が書かれています・・・・・が!

すごーく、感心してしまったのは、ちゃんと金額が書いてあること!!!

内容としては「地すべり予防のための工事とバイパス道路建設」なんですが、ここラスコバ村のあるリマノヴァスキ地区の所管であり、共同事業として実施している複数の工事業者(日本で言うJVってやつですね)が書いてあるほか、

総工費          :20,008,444ズロチ(約6億円)
リマノヴァスキ地区の負担 :4,087,570ズロチ
国費からの負担      :3,812,733ズロチ
EU投資銀行(からの融資):12,108,141ズロチ

って、下のほうには書いてあるんですね。スゴいですね。


ここだけなんでしょ?とお思いかもしれませんがさにあらず。
ちょっと離れたところにはこんな看板もありまして、
11011508.jpg
「ラスコバ村歩道整備、総工費154千ズロチ」(約462万円)と書いてあり、地区(日本で言う県)と村で折半していることも読み取れます。(50%と50%)


このように、ポーランドでは税金を投入したほとんどの公共事業では、事業内容と費用総額と、それらを誰が負担しているかが「看板」で明記されています。

これは素晴らしいシステムだと思います。

ポーランドも他の欧米諸国と同じように税金が高いです。ただ、みなさん高い税金をしぶしぶ払っているからには、その税金の使われ方をチェックしているわけです。税の(使われ方の)透明性について、徴収する側も払う側もきちんと取り組んでいる現われですね。
しかも、インターネットや帳簿開示という方法ではなく「立て看板」という、アナログではありますが合理的で可視性の高いシステムで運用されているところは、目からウロコが落ちる思いでした。


ここから思えば、日本の事業仕分けなんて幼稚もいいとこですね。

もともと事業仕分けもヨーロッパから来たものですが(ドイツやイギリスなど)、その前提として、こういった「税金の使われ方」をチェックするシステムがある上で成り立っているのであって、日本のそれは民主党のパフォーマンス以外の何者でもありません。(早く気づけマスコミ!!)



感心しつつ村を歩いていると・・・・
11011509.jpg
おお、ここのおうちにも、フィアット126がありますね。

・・・・っていうくらい、かなりのおうちにフィアット126があるんです!


ただ、ポーランドでフィアット126を作っていたのは2000年までですから(それ以降はFFのフィアット500)どの126も、十年選手であるのは間違いありません。

ポーランドでもさすがに「古いクルマ」の部類に入るようで、当家のように車庫の奥に大事に動体保存されているほかは、納屋の軒先や庭に転がっていたり、老夫婦が乗っていたり、若い(お金のなさそうな(笑))学生さんらしい人が乗っていたり・・・と、いい感じで「中古車」しています。



話は前後しますが、村のなかをてくてく歩いていたら、当家のお母さんのフォード・フィエスタと3回もすれ違いました。小さい村なので・・・・(笑)最後は乗せて帰ってくれました♪


日も暮れました。

兄と母は翌日以降もポーランドに残るのですが、まーねことねこよめはこの次の日の飛行機で帰ります。
つまり、この夜が、私たちにとってはポーランド最後の夜になるのですね。
11011510.jpg
楽しく皆で夕食をいただきました♪とても美味しかったです♪




・・・・が、


この日はもうひとつドラマが残っていました。


そう、朝からずっと寝込んでいた私の兄。実は熱が下がるどころか39℃を超えてしまい、これはいかんということで、急遽お医者さんに往診に来ていただきました。(たしか21時くらいだったかなぁ)

実は、叔母さん(新年会でお邪魔したとこの奥様)がお医者さんだったのですね。ちなみにクルマはピジョー(笑)107。(日本未発売)

そのとき、弟君のクルマが家の前でスタックしてしまい、お父さんと弟君と私の3人でクルマを押したり(30分くらいかかった・・)いただいた処方箋を持って、弟君と私の2人でリマノヴァの薬局まで薬を買いに行ったりと、なかなか刺激的な夜でした。
(ちなみに、当番制だと思うのですが、深夜対応のできる調剤薬局が街に1軒はあるのですね。これも素晴らしいシステムでした)


そんな感じで、ポーランド最後の夜は更けていったのでありました・・・・。


もうちょっと続きます♪
コメント
この記事へのコメント
雪景色
ボクは生まれが札幌のはずれだったので、冬のはげ山に雪が積もった風景とか、三角屋根の建物とか、自分の田舎を見てるようで懐かしいです。
今では田舎も住宅がいっぱい出来て、屋根も四角い無落雪建築が多くてつまらないです(^_^;)
2011/01/16(日) 09:00:41 | URL | 温泉二号 #GCA3nAmE[ 編集]
税金の使われ方
こんにちは。

私はポーランドオタクです。ブログをとても楽しく読ませていただいております。

じつはポーランドの地方自治制度は10年ちょっと前に大改革され、県は49から16にまとめられた一方、特別な大都市を除く基礎自治体は逆に細分化され、大きくてもせいぜい2-3万人程度の人口、中心部から端まで歩いて数時間で往復できる範囲の面積、という単位で基礎的な行政が行われています。(じつは、基礎自治体の下にさらにもっと小さい、補助的な行政単位である自治共同体があり、より細やかな行政を支えています)

この地方自治大改革の理由は、基礎自治体が大きすぎると:
1.住民への細かい行政サービスが技術的に難しくなる(たとえば、職員が住民の顔を把握できず、「計算不適の効用」を期待できる「共同体」の要素が希薄ないし皆無になる)
2.広い基礎自治体の内部の各地区の間で地縁による利権争いが起きる
3.住民の行政参加意識が希薄になる(すべて「お手並み拝見」「行政は自分たちになにをしてくれるのか」という態度の劇場型行政になる)
4.1、2、3それぞれの結果として膨大な「税金のムダ」が発生する
となります。

写真にある立て看板は、「住民の目が行き届く地方行政」「住民が自ら意識して参加する地方行政」を目指した大改革の流れで出てきているものだと思います。

日本では、ポーランドが行った経済構造改革は「バルツェロヴィチ・プラン」として比較的広く知られていますが、同じぐらい重要なこの地方自治改革(ポーランドのオリジナルであり、行政学の分野ではほとんど学術的な「革命」に近い)は、ほとんど知られていません。

この地方自治大改革を発案し主導した専門家はイェジ・レグルスキ(Jerzy Regulski)さんという人です。この「レグルスキ・プラン」は、いまブリュッセルで欧州議会の議長をやっているイェジ・ブゼクさんがポーランドの首相だったときに実行されました。

いっぽう、日本では基礎自治体は合併して巨大化していますね。しかも県の規模は据え置かれたまま。これはポーランドの地方自治改革と真逆のことをやっていることになりますが、その結果は明らかです(上記の1、2、3、そして当然のことながら4)。

ポーランドはまだまだ発展途上で、貧困にあえいでいる人々がまだまだたくさんいますし、隣国のドイツなどに比べて人気もマイナーですが、それらはポーランド国民自身の落ち度というよりも、単にドイツやロシアといった隣国が野蛮だったからだ、と思うのです。むしろ自分はポーランドは世界じゅう見回しても珍しいぐらいの「知恵者の国」だと思っていて、彼らの社会には日本の未来への答えがたくさん隠れているような気がします。
2011/01/16(日) 12:30:15 | URL | ぴっちゃん #zs2lwe2w[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011/01/16(日) 12:50:46 | | #[ 編集]
お返事遅れました、申し訳ありません!
>温泉二号さん

そうだ!温泉さんって札幌ですよね!
このラスコバ村は北海道にも似ています♪
家のなかに居ると「ずざざっ」と音がするのですが、屋根から雪が落ちる音なんですよね。


>ぴっちゃんさん

初めまして!大変勉強になりました!ありがとうございます!!
ポーランドで見てきたこと感じてきたことのナゾが氷解する思いです。

知恵者の国、まさにそのとおりだと私も思います。決して経済大国ではありませんが、インテリジェンスの豊かな国だと思います。それは、ポーランドの皆さんとお話していても強く感じました。

あまり関係ないかもしれませんが、「○○は日本語でなんて言うの?」の次に多い質問は「ポーランドの第一印象(ファーストインプレッション)は何?」ですね。
「プアな国だと思いますか?」なんて質問もされてドキっとしたんですが、私は全然そうは思わなかったので(なんでそういう質問をされたのか意図がわからなくてちょっとアセりました)「そんなことはまったく感じないですね、リッチな国だと思いますよ」と答えました。

誇り高く、そしてさらに成長を目指す気概みたいなものを感じました。
2011/01/18(火) 01:49:49 | URL | まーねこ@リースパ #-[ 編集]
お返事ありがとうございます。

しきりに「(自国の)第一印象(ファーストインプレッション)は何?」「プアな国だと思いますか?」という質問をしたがる国民は、
きっとポーランド人と(ちょっと前までの)日本人のほかにはあまりいないのではないでしょうか。

何か共通するメンタリティがあるようです。
サムライとシュラフタ(ポーランド武士)という2つの武家社会に共通する「恥の文化」かなあ、
なんて思ったりして。

近年は日本人の精神性が劣っているとかいう主張があったりして、
その原因として外聞を気にする「恥の文化」が挙げられたりしていますが、
それ聞くといつも「なんだかなぁ~」と思うんです。

だって「恥を知る」こと自体は悪いはずないと思いますから。

日本もポーランドも伝統の「恥を知る文化」と外来の「恥知らずの文化」が
社会のなかで激しくせめぎ合ってるのかもしれませんね。

ですから新たにご親戚になられるポーランドの方々や現地のご近所さんはきっと
みな心根の立派な人々だと思います。
よい人々とつながりができましたね。
2011/01/18(火) 16:44:53 | URL | ぴっちゃん #zs2lwe2w[ 編集]
ぴっちゃんさん、ありがとうございます。
またもやお返事が遅れて申し訳ありません。

そうですね!ポーランドで会ったみなさんは、とても謙虚な方ばかりでした。
あちらのお母さんは優しくて謙虚で奥ゆかしい、日本人よりも日本人っぽい方でしたし、お父さんは気さくで明るくてちょっとオチャメで温かい方でした。

日本人が忘れてしまった「いいもの」がいっぱい有ったように思えます。
楽しい思い出でした♪また行ってみたいです!



2011/01/21(金) 02:29:44 | URL | まーねこ@リースパ #-[ 編集]
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